2018年K-POPの最高傑作、ベッキョン×ロコ Young
完璧なメロディと声が引き立て合う。何度聴いてもワクワクしてしまう。冒頭には三味線みたいな音がして面白い。
無限に聴き続けたい曲。
www.youtube.com何気はじめのベッキョンが上を指さすのに合わせ天井を見上げるロコが可愛い(笑)
Teaserからあほかっこいい。
www.youtube.comべく、あほかっこいい。
●歌手
ベッキョンの少しかすれた声は夢と現実の間をさまようようなこうしたメロディーと親和性が高くて良いですね。裏声、低音、高音を自在に操って電子的なメロディーと融合するベクボイスが最高です。LOTTOのホスト風アクセサリじゃらじゃら衣装もかっこいいですが、シンプルな衣装で色気が出るベッキョンはやっぱり最高。わざとらしさのないけだるげな表情と強い意志をのぞかせる表情の共存も素晴らしい。ベッキョン最高だーーーー。
ロコは茶目っ気があるような、あまりシリアスになりすぎない感じが曲のお洒落さを崩していないのかなと思います、歌詞の面で。声がすこし鼻にかかった感じだからかな?高めですよね。普通のラップと、口・喉を拡げた発声(伝われ)のラップが混ざり合う感じがすっごく好きなので特に1回目のラップが好きです。xoて言葉、EXOとかけてんだろうな~。Now you love me with that xoxoxo。
●Music Video
よく若者の人生を「白いキャンバス」に例えますが、ここでは白い紙粘土と真っ白な空間が使われているよう?「真似するのは僕の趣味じゃない」「真っ黒な夜空の色も僕だけの色にspray」から造形もできる白い紙粘土にしたのでしょうしリアルでいいですね。sprayではなく周りをぐるぐるする人たちの足にかからないようペンキを投げるようにこぼしていくロコが可愛い。
ベッキョンを囲み机の前に座りながらパフォーマンスする左側のお姉さんがめっちゃ可愛い。
●歌詞
和訳サイトはこちらを参照させていただきました。
歌詞は「若さ」のYoungと「0」の韓国語読みYoungを掛けていますね。GIRIBOYがmonsta xサバイバルで作った曲もそうだったので、わりとラッパー界では良く使われているテーマ?なんでしょうか。
「自分だけの間違い方の方が輝く」は超学歴社会で道を踏み外せない、間違いは犯せないと感じる韓国の若者へのメッセージで突飛な歌詞ではないのですが、そこに「不埒な発想」を持ってくるのがとても面白いです。「肩にひたすら学生カバン~」以降の歌詞がユニークで、そして6年前には無名だったエピソードが入っていてわたしみたいにロコをよく知らない人にもメッセージが強く届くようになってる~~(SNLのプーさんロコしかろくに知らない)
●雑談
タイトルではK-popの~とか大きなくくりにしましたが、個人的にJ-popとK-popの違いと言うか、K-popの得意分野として①強烈なビート系と、こういう②お洒落系があると思うんですね。語彙が砂漠で申し訳ないんですけど。ちなみにどちらも歌詞・メロディーともに繰り返しが多く記憶に残りやすい構造ですが、これはアメリカとか洋楽を型にK-popが作られていったからかなと思ってます。
お洒落系にもカフェ系とちょっとダーク系があってこれはダーク系。まったく伝えられてない気しかしないんですけど。カフェ系はベッキョンでいうならスジとコラボしたDreamがそれに当たりますね。
www.youtube.comピアノの音と二人の声が耳に心地いいメロディ~
ジャズっぽかったり、シンセサイザーの高音域をメインに持ってきたり、ピアノやアコースティックギターが多いのも特徴なのがカフェ系(お洒落なカフェで流れてるから)。
ダーク系、といってしまっていいのかはよくわかんないんですけど、これは歌詞ではなくメロディーが低音が多いと言う意味で使っています。ただ音楽に合わせて、背中を押す応援ソング「社会・他人の期待に応える必要はない、君はそのままで進め」って感じのも多い印象です。Youngもそうですね。