kuredoの日記

語彙は滅されたブログ

선미Sunmi-사이렌Siren mv

ソンミ姐さん、ガシナ、ヒロインときてサイレンが出ました!いぇーい!

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mvのコンセプトとしては「彼のことを考える、彼のところに戻りたいと思うたびサイレンが鳴りいろんなソンミが登場しソンミ(ブルーニット)をいなす」というところでしょうか。

どのソンミもすべて彼女自身であり、自分でも彼のところに戻っても意味がないと分かっているんですね。でも戻りたい、会いたい気持ちは簡単には消えないからそのたびにサイレンが鳴る。

 

mvの流れはざっとこんな感じ。

お風呂上り、バッチリメイクをして出掛ける準備をしていると赤い照明に切り替わり別の自分が出てきてサイレンが鳴る。はじまりでソンミは自分をいさめる他の自分を見るたび嫌そうな顔をします。そしてキッチンに行き鳥かごに入った薔薇の花を触ろうとしてまたサイレンが鳴る。このサイレンにも嫌そうな顔をしますね。「なんなのもう!!」みたいな。そして家を出ていこうとするけれど出れない。場面変わって鳥かごの中にいるソンミ→鳥かごの前で踊るソンミ。最後女王ソンミのシーンから自分でサイレンをつける。

 

薔薇はソンミ自身で、鳥かごは不自由さの象徴。キッチンで籠の中の薔薇に触ろうとするシーンは彼といることで自分を内に閉じ込めてしまっているソンミかもしれません。つまり籠の中の薔薇は彼といる時のソンミ。なので触るとサイレンが鳴る。

家をでようとするけど出れないのは家がソンミ自身だからでしょう。家が外側、中にいる複数のソンミが内面(≒性格)。ここで出られないのは今の状況が嫌になってしまって現実から逃げたい、もしくは「自分」を捨ててしまいたいってところかな?

Can't you see that boy?から赤い鳥かごの中に薔薇ではなくソンミ自身が入っています。不安げだったソンミが他の強いソンミたちと同化いていきます(2:48~)。Get away out of my faceで気持ちを統一したソンミになるこのシーン、表情や態度の変化が本当にかっこいい。鳥かごの背景が水中に変わったりするのは全ソンミ統合の意味かな?

女王ソンミの横にある薔薇はもはや鳥かごではなく花瓶に入っています。

これからは彼のことを思い出しても自分でサイレンを鳴らすソンミ。失恋の辛さを乗り越える大きな一歩を踏み出したのでしょう。

考察もどきはここまで!次は感想。

ほんっとうにソンミかっこよくて最高です。ガシナの時も思いましたが、これはソンミの真骨頂でありソンミしかできない世界観だとおもいます。元恋人のことが大好きでお化粧をいそいそとチェックするソンミ、不安そうにするソンミ、会いに行くべきではないと諭すソンミ、絶対に会わないと決めたソンミ等々。失恋の弱さとそれを乗り越える強さを表現できる人は少なく、中でもソンミのもつ少し怪しげな雰囲気と儚くか弱さも感じさせる演技は唯一無二。女王ソンミはThe huntsmanのシャーリーズ・セロンを彷彿とさせるし、洗濯機の人魚は幻想的で綺麗過ぎてやばい。

めまいを訴えてスケジュールがキャンセルになってて心配ですが、素晴らしいパフォーマンスとステージを見せてくれるソンミとそのチームには感謝しかありません。

ソンミ姐さんとガシナから活動するダンサーさんたち。毎回楽しそうにパフォーマンスやDingo、Dance practice動画を出してくれるのでそれも嬉しい!これはサイレンのリレーダンス。私は胸襟がすっごいお兄さんを推してます。この人のファンも多いですね~。

www.youtube.comソンミの指がダンサーさんの目に入っちゃうんですが、のちのちインスタで謝罪してる写真を載せてて仲の良さにきゅんきゅんします。

 

これはガシナのダンス動画なんですが、ダンサーさんが性別チェンジ。男性のダンスを女性が、女性のダンスを男性が踊ってます。

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