kuredoの日記

語彙は滅されたブログ

大家との話し合い

カイロ30日目2

 

アラビア語がまだまだダメすぎる私ですが、Rの留守中に大家と話し合いをすることにしました。なぜそうすることになったのか背景をまとめておきます。

 

①シャハル・アル=アカーリー

エジプトに入国する際カイロ空港で1ヶ月の観光ビザを取得し、1ヶ月が経つと更新しこれ以降通常は3か月のビザが手に入ります。ビザ更新の際、制度が少し変わったらしく住居の証明書「シャハル・アル=アカーリー」が必要になりました。これは大家と居住者のサイン、役所の判子等が必要な書類です。

私が大家と呼んでいる彼は正式な大家ではなくワキール(=代理)です。ワキールなので書類作成も行えるはずができませんでした。正確には、正式なシャハル・アル=アカーリーが取れなかったのです。先に更新日が来たRは家の証明書が取れないため一度断られた後、ホテル等に滞在していた体で更新しました。

正式な書類が取れないのであれば家を引っ越すことを決め、引っ越しの手続きについて訊きたかったのが今日の主目的です。

 

②前の住人の電気・水道料金支払い

去年の10月から未払いだったらしく4500ギニーを超える請求額になっていた電気代。水道代は67ギニーとお安く済んでいますが、どちらも今払わないと止まる危機にあったため払いました。それらから私たちが本当に払うべき分+5月分の家賃(4500ギニー)を引いてもお釣りがくるくらいだったので大家にお金を払ってもらうのが主目的②です。

 

 

①に関しては、彼はなんと正式な代理でもなかったことが発覚しました。大家と正式な大家代理(大家の息子)は国外にいて、正式な大家代理がラマダーンの時にエジプトに来るためその時にシャハル・アル=アカーリーを作成しようとのこと。

 

②は快く払われたし、電話線を動かすのに彼が払った70ギニーの請求もなかったのでよし。そもそも払う必要のないものなのかな?

 

私はアラビア語が(まだ)死ぬほどできないので、めちゃくちゃできる日本人の方々とそのご友人のエジプト人の方に同席していただいきました。というか私は本当に何もしていなくてひたすら大家代理の代理とみなさんが話しているのを見ているという体たらくでした。ひどすぎる。おかげさまで30分ほどでよく理解していなかった彼の立場もわかりお金の件も解決し彼は去っていきました。

その後近くのピザ屋さんで夕飯をご一緒させていただきさらにごちそうになり、バスルームの電気まで変えてもらいました…電気の件は必要な部品が足りなかったので明日また来てくださるとのことでもはやなんといえばいいのか。いや、ありがとうございますなんですけど、本当にいろんなことをやっていただいて感謝の気持ちがうまく表せません。とりあえずアラビア語を頑張ろうと思いました。

 

明日はRが帰ってくるので引っ越すかどうかについても話し合いをしたいと思います。彼は確かにいい人だし話も分かる人(のよう)ではありましたが、手続きが出来る責任者がいない家に外国人という弱い立場で住んでいていいのかと私は懸念しています。緊急で大家のサインが必要な書類が出来たらどうにもできないし。それに大家代理ですんなりシャハル・アル=アカーリーが取れるのか?

Rと話し合ったうえで引越し先を探すことにしました。