kuredoの日記

語彙は滅されたブログ

アレキサンドリア観光

行ってきました、イスカンダリーヤ☀☀☀🌊🌊

結論から言って最高でした。街は綺麗で海が広がっていてご飯も美味しいしエジ内なので物価も安い。地中海に面しているためギリシャに似ている気がします。ギリシャ行ったことないからわかんないけど。

カイロはギザからGobus(ゴーバス)もしくはSuperjet(スーバルジェット)に乗って3時間弱。乗車券は片道50ギニー(300円)でした。やすっ。隣に座った家族連れがパックジュースをくれました。ありがとう。

 

バス乗り場までアレキ在住の友人とその彼氏が迎えに来てくれ、そのままカーイトゥベイへ向かいます。GADという大手チェーン店のファラフェルサンド等をテイクアウトし、食べながら海辺をゆっくり歩きました。ファラフェルはそら豆のコロッケで、カイロ方言でタアメイヤと言います。

海風が気持ちいいです。磯臭さは九十九里浜の方が上でした。青い海、広い空にヨットがたくさん並んでいてとても綺麗です。海辺の要塞は白い石造りで、窓から見える海の青とのコントラストがとても綺麗でした。

 

ベイの周りには馬車がたくさん。1時間20ギニー(約120円)です。この安さはエジ男子が値切ってるのかネイティブだからぼられてないのか、それともアレキの馬車の相場なのか。炭酸を飲みながら周る海沿いの街は気持ちよかったです!

男性3人女性3人馬主のおじさん1人の計7人で馬は1頭…カリメッラちゃんかなり頑張ってました(´;ω;`) アラブではこんなに乗ってもなんとも思わないのだろうかと思っていましたが、語学学校の先生に話したら「みすきーな(=可哀想)、ハラームT T」と言っていました…すみません…

 

おやつにルズビッラバンという、直訳すると「お米と牛乳」という米を牛乳で甘く煮たライスプディングを食べました。なんとなく食わず嫌いで避けていましたが、強いお勧めで食べてみると美味しい!2口目より3口目の方が美味しい、と友達は言っていました。ぜひ挑戦してみてください~。

夕飯はシーフードタジン、鳩、海鮮カレーピラフ等を食べました。エジプトに来てから初シーフード、生まれて初めての鳩です。どちらもとても美味しかったです!鳩は鉄分多そうな味がします。タジンはエジ方言ではタゲンといいまふ。

 

その後ボーリングをしに行きましたが、空いて無かったので同じ建物内にあるビリヤードと卓球の階で遊びました。アジア人が珍しくて店員さんがよく来る(笑)。エジ男子たちがもっぱら相手をしてくれましたが、彼らがいるという安心感で私たちも少しおしゃべりしました。

 

2日目はエジ女達の運転でモンタザ、カルフールに行きました。モンタザはパークと海とヴィラがあるところです。こういうところをなんと形容するのかわかりません。避暑街?アレキは涼しいので別荘地にもなっていて、アレキ内外に住んでるリッチピーポーがセカンドハウスを建てています。友人の紹介で仲良くなった子は「父が土地を買ったのでこれから自分が設計をする」と言っていて「こんな世界があるんだな」以外の気持ちを見失いました。一昨日別の友人にもアレキにヴィラがあることが発覚し世界は広いな~って感じです。

日本人からすると今の為替のエジプトはそうとう暮らしやすいのですが、そんな感覚の人と同じように遊べるエジ人って時点で現地ではハイクラスなんだろうなと思います。さすがに別荘持ちの子はそんなにいませんが。

 

カルフールは欧州企業系列のモールらしいです。駐車場もモールも広い!今のところ唯一エジプトらしさを感じない場所です。ご飯を食べてめちゃ可愛い鞄や靴、服を見て香水を試して(買わない)お茶して18時くらいに帰宅。「香水はハイブランドのしか使わないのが普通」と言われて初めてじっくり見ましたが、パケの可愛さと香りの良さはイコールではないとわかっただけ収穫としたいです。あとファーストノートが臭く感じてもミドル~ラストがとても良い香りになるものが割とあることも。

 

1時間ほど休憩して近くのお店をぷらぷら。ヒジャーブになるスカーフが欲しくていろいろ見ました。スカーフ屋さんがたくさんあり、1枚25~40ギニーと安い…!単純に風よけが欲しい私にとってありがたい値段です。その後シリア料理屋に行き、深夜1時に友人行きつけのカフェへ。店主のおじさんがめちゃくちゃ疲れてる&眠そうで申し訳なかった… Flavored teaは何があるのか訊いたら「なんでもあるよ」と言っていろいろ教えてくれましたが王道のアップルティーに。出してくれる時にドヤ顔だったのが気になります(笑)。Ahmad Teaだったからか、本当に何でもあるでしょ?ってことなのか。

 

3日目は一緒に来た友人が先に帰るので友人とお見送り。その後ケブダ(レバー)ののったコシャリを食べました。エジのレバーは臭みが少ない、という友人の言葉通り、美味しかったです!(^^)! そしてロイヤルジュエリー博物館へ!旧エジ王室の宝石が展示されています。時計や宝飾だけでなく、展示室の天井や壁も綺麗で、博物館自体が素敵でした。ベッドを置いて寝たいくらい居心地の良い所でした。

 

その後はバスに乗り1人帰ります。隣が誰もいなかったので広々使えてうれしい~。通り過ぎる湿地とそこに反射する街の灯りが綺麗で、見ていると謎に涙が。たぶん中国トランジットからこらえていたものが出てきたのでしょう。安心して泣ける場所になったのだと少し感慨深かったです。この国や人が好きだなぁとしみじみ思いました。いいことだけじゃなくて「もう嫌だこんな国、早く帰りたい」と思う時期も絶対あるだろうけど、きっとエジプトが大好きになって帰るんだろうな。