iKON - 이별길(GOODBYE ROAD) mv
若者の感性をまき散らしながら失恋の記憶を狙撃するiKON。
正直最初聴いた時は微妙だなって思ったんですよ、사랑을 했다が好きすぎたので。でも最近妙にこの曲が頭をよぎると言うかぐるんぐるんしてて。リリース時は2回くらいしか聴いてないのになんで覚えてるんだろう。自動再生かな。
和訳歌詞はこちらのサイトを参考にさせていただきました!
「Goodbye goodbye 別れを知っていたなら あんなに愛さなければよかったみたいだ」ってまさに別れた直後こんな気持ち…
「愛は去って情しか残ってなかった」?!?!?全私がわかった。
사랑을 했다でも言ったけどハンビンは本当に若者の感性を言葉にして曲という形にまで持っていける才能がありますよね。尊い。思っていても、それを言語化するってすごい難しいじゃないですか。
「君はもう別れた道を歩きながら新しい人を探すだろう」とか本当にそれでしかない。付き合ってる間に次の人を探すって人もいますけど、たぶんそっちじゃなくて、別れて独りで人生の歩みを進める中で絶対次の恋がある。新たに好きな人ができる。実際振った時に似たようなことを言われて、返事ができなかったです。きっとハンビンを振った人がいるなら、この曲を聴いてこの歌詞には何もいえないんじゃないかなぁ。別れ方やその前の関係性にもよるか。
「一緒に泣くために君と出会ったわけじゃないのに(涙が出る)
傷つくために積み重ねてきた思い出じゃないのに(忘れていく)
あまりにも簡単に一人と他人になって
たかが別れのために君を愛したわけじゃないのに(慣れていく)」
つ、つらい… 1行目とか私が「もう恋愛できない、結婚したい」って思った原因。2行目、思い出すたび胸が痛む思いでも忘れていく、わかる。楽しかった記憶より、「この人を一生大事にしよう」と心の中で思って目に焼き付けた景色がその場所にいったり何かの拍子に思い出されて申し訳なさで悲しくなる。でもそういう記憶も薄れていくんだよな。三行目、事実。4行目、別れるなら恋愛なんてしたくない。でもその痛みにもいつのまにか鈍感になって慣れて、自分自身も新しい人と出会ってまた恋をするんでしょう。
「さようなら その険しい別れ道を
僕を離れて どうか 花道だけ歩いてくれ
気をつけて 孤独な別れ道を
行く途中で僕のすべての記憶を捨てて」
お互い別れで傷ついたカップル、労い合うまでは出来ないけど、せめてあなたのこれからが良いものになるように祈る気持ち。あーーーつらい。わかる。つらい。二行目、僕を離れて花道だけ歩いてって。韓国語って感じ(?)。夢を叶えてスポットライトを浴びて花道を歩く、そんな人生を送ってほしい、まさにアイドルとか親友とか大切な人に贈る言葉ですよね。とぅらい。
全部いいけどちょっと飛んで
「誰にでもある別れだから俺たちは悲しまないで
俺は君に似てるようでそうじゃない人を探しに行くよ」
ううぉーーー!この一行目の、別れを目の前にしてあえてちょっとクールにくる感じ?すこし客観的と言うか、自分たちのことをあえて他人目線で観てる感じ?若い、若い…!そしてやっぱりわかる…!2行目とか本当やばい。相手が最低だから振るって時は思わないかもだけど、人間としてとても好きだけど振る時は「次はもっと大切にしてくれる、もっとあなたに合った、もっと素敵な人と一緒になってほしい」って思うので、「似てるようでそうじゃない人を探す」って言われたら安心感で泣くと思う。そうしてくれ…!ごめん!!って泣く。
また飛んで「どんな未練も残らないように これ見よがしに生きてくれ
(Check it out)
さようなら 綺麗な僕の人よ
僕を離れて 幸せに暮らしてくれ
(中略)
僕のそばにいた時のように傷つかないでくれ
(君よ傷つかないでくれ)」
ハンビンの作詞のすごさって振る側の望みを振られる側が分かってるとこにあると思うんですよ。流行る恋愛ソングはだいたいそこがよくできてる(知らんけど)。終わってしまう/った恋を、痛みは残しつつすこしそれを軽くしてくれる。「忘れていく思い出はもちろんあるけれど、一緒になったことはいつまでも覚えておこう、あの時たしかに幸せな時もいっぱいあった」聴く側をそんな気持ちにしてくれる。
なんて「すごい」じゃなくてもっといろんな形容詞を用いてすごいって言いたいけど私には「すごい」しかない!つらい!ちくしょう!
ハンビンは、ってさっきからまるで友達のようにハンビンって呼んでますけど彼の芸名はB.Iなんですよ、あまりにハンビンって呼ぶから忘れるけど。よろしくお願いします。