kuredoの日記

語彙は滅されたブログ

初中国体験記 ②よかったこと 1/2

飛行機、空港内の出来事日記

「○○(国名)ってー○○人ってー」は範囲が広すぎるから使わないようにしたい、と思ってるけど、今回はそのオンパレードになっています。すべてに「わたしが出会った○○人は」をお付けください。

 

  • 言い方にあまりこだわらない?

日本のCAって常に微笑んで丁寧に丁寧に接しますよね。中国のCAは余りそういうことはなくて、中国語わからないので適当な感想なんですけど、あんまり言葉遣いが丁寧な感じがしない。航空会社とか人にもよるんだろうけど。空港スタッフとか「T-3」しか答えなかったりするし、客の方見てないし。でも誰もそれを気にしていない。ただただ当たり前って感じ。それとも実はそう見えるだけでがっつり敬語なのかな。

追記:エジ行の飛行機でも「Tea-?Tea-?シャーイ(=茶)?」とCAが言ってたのでもしかしたらエコノミーでもLCCでもあんなに丁寧なのは少数派なんでしょうね。

すっぴんのスタッフや常に無表情なスタッフとかいて、勤務中普通におしゃべりするし飲み物飲んでるし堂々とあくびするし、明らかに業務用コンピューターでチャットしてる人もいた(客全然いなかった時ね!)し「働きやすそうだな」と思いました。旅先でそういうのを見るのが大好きです。

びっくりしたのはカウンターの質問の仕方。日本の感覚で、前の人が終わってから聞こうと思ったら誰もそんなことしない。みんなぐいぐい行く。先に来た人とスタッフの会話が途切れた瞬間、要件が終わってなくても質問。他の人が質問中に質問してる人もいる。日本にいる時外国人にそれをされると、マナーがないなって正直思ってたんですが、実際それが当たり前のところに来てみると、案外こっちの方が効率いいかもな、と考えが変わりました。即答できる質問をどんどん消化しながら時間がかかる相談・質問に取り掛かるので早い。しかも先述したように単語のみで返事することもあるので余計早い。客も振り返りながら「謝謝」と言って去っていく。お・も・て・な・し、丁寧さを求めない双方によってうまく回っています。

こっちの方がいいじゃん、って思っても日本人がそれをすることに不快感を示さないかと言われると話は別なんですよねー。日本のサービス業も常に笑顔じゃなくていいし暇ならスマホいじればいいし、「カウンターどこ?」「D14の後ろ」の方が早いじゃん?って思うけど、実際してたらクレームきそうだし敬語抜けたら私自身不満が残りそう…

もう1つカウンターで良かったのは、必ずみんなニーハオから初めてだいたい謝謝って去っていくこと。

 

  • 人がめっちゃ優しい。

かなり勝手なイメージですが中国人ってそっけないイメージがあったんですが、だいぶ変わりました。基本超親切。無表情なサービスカウンターのお姉さんも最後笑顔で謝謝というとかすかに微笑む、爆萌。英語が話せない人は空港スタッフにもわりかしいますが、たいていみなさん親切だしそっけなくても全く気にならない(そこが今回魅力だなと思った最たるものです)。1人に質問すると周りも助けてくれる。なぜならだいたい家族連れだから。

北京行の飛行機で隣が日本人親子で、初中国&トランジット1時間半だと話すとすごい親身になって一緒にほぼ最後まで行ってくれました。その時後ろの席の日本語が分かる中国人のお兄さんも日本語で助言してくれました。

同じ広州行に乗るインド人と飛行機を待ちながら『きっとうまくいく』の話をしました。「不安になってもしょうがないよ、散歩でもしよ」って言ってくれたの、断ったけど本当有り難かったよ!

あと体験記①に登場する天使には感謝してもしきれません。

広州行の飛行機で、乗り換えまで10分しかないと伝えたら前の席に、と言ってファーストクラスに30分乗せてくれたお姉さんありがとう、ファーストクラスにも二段階あることを知りました。この世には知らないことがたくさんあります。。。

SIMカードに関しても、カウンターのお姉さんが別カウンターにも相談に行ってくれて、この件だけで空港スタッフのお姉さん5人が1時間以上頑張ってくれました。

他にも道を訊いて案内したり心配してくれた人たちが結構いて、空港から出てない滞在でしたが、50人以上に親切にされています…わたしも聞きすぎるきらいはありますが、ありがとう、チャイナ…

エジ行の飛行機が行ってしまったことを伝えるとモスクワトランジット中の友達がわざわざ私の保険会社の中国国内受付カウンターの電話番号を調べてくれましたし、エジプトにいる友人達もいっぱい励ましてアドバイスもくれました。友達自慢になってしまいました、へへ。

 

  • 家族が連れ多い

家族って言っても核家族より祖父母親戚連れが多いですよね、やっぱり旅行だからかな。飛行機の中でミルク瓶を持ってお湯をもらいに行く父親や、母親が寝て父親が赤ちゃんを抱っこしたりと普段なかなか見れない景色が当たり前に行われてて素敵でした。まあ、周りに子供いる人がいないのでよくわかりませんが。あと席が隣になっただけのおじいちゃんをめちゃくちゃ労わる若者とかいた。

 

  • 適度なルール・マナー感

子供に関しては無法地帯みたいな場合もありますが、適当に節度を守りながら自由にふるまってるのが良いです。「誰も自分を気にしてない」というより「自分が誰も気にしてない」という感じですね。このトランジットで何度「自由だ…」とつぶやいたことか。あと他人に話しかけることへの壁が日本より薄いですね。

それから空港内は常に清掃員が複数いて掃除していたおかげでとても綺麗なのもよかったんだな、と道路にゴミが散らかっているカイロの通りを見て思いました。掃除、大事。